私的調剤過誤防止対策について・・小さな薬局薬剤師さんに |
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【私的調剤過誤防止対策について】小さな薬局&薬剤師さんのために
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【私的調剤過誤防止対策について】
毎日、調剤業務を行っていると、かならず調剤ミスに遭遇します。
それは私自身がやってしまうときもあれば、いっしょに働いている
薬剤師さんがやってしまうこともあります。
本来この種の仕事ではあってはならない事ですが、なんらかの形で
過誤は生じてしまうのが現実です。
個人的な例で恥ずかしいのですが、私もアレロックとアテレックや
エステラーゼとエラスチームの似た名前の取り違え、同名薬剤の規格
の取り違えなどさまざまな経験があります。
幸いにも患者さんの手に渡らず、その前の段階で阻止できたので助かりました。
冷や汗モンですね。
調剤過誤防止対策はどこの薬局でもそれなりの対策はとっているとは思いますが、
これといった決定打はないような気がします。
問題は一様ではなく、設備上の問題や薬剤師さんの能力、
人員配置の問題などさまざまな要素があるからです。
私は小規模の調剤薬局に勤めていますので、ひとりでなんでも
やらなくてはなりません。一人薬剤師になるときもあります。
いろいろな書籍など参考にして、
以下個人的な調剤過誤防止対策を書いていきたいと思います。
当たり前のことも多いのですが・・・。
いちおう確認のために。
<薬局設備編>
■調剤室・調剤台の上はきちんと整理整頓しておく。
■患者さんが来る前に、薬袋、薬を入れるビニール袋、予製の薬
投薬瓶、容器などを確認して その日の充分な量がなければ補充しておく。
<薬剤編>
■特に注意する薬を分けて意識する。抗てんかん薬、精神神経用薬、
抗不安薬、ジキタリス製剤、経口・注射糖尿病薬、テオフィリン製剤など。
■自分の薬局の薬について習熟する。主に受けている医院以外の処方箋を
受けた場合は、初めての薬の場合は「治療薬マニュアル」などで用法、
用量を確認する。
■頻用の小児量薬剤(ドライシロップ剤、液剤など)はあらかじめ、
体重当たりの一覧表を作成しておく。
■特に一人でやる場合ですが、一度調剤してから、指で指しながら声に出し
て確認する。量り取った瓶や容器はそのまま出しておき、確認する。
■監査手順を守る。いちおう自分なりにカードを作成してこれを参考に
監査しているのですが。薬局全体でやったほうがいいかな?
忙しくても手順は崩さないのが基本ですが・・。
・ 薬剤名確認
・ 剤形確認(錠剤・カプセルなど)
・ 規格(複数規格はとくに注意です)
・ 薬歴確認(併用薬・アレルギー・副作用など)
・ 相互作用
・ 年齢・体重(小児薬用量のチェック)
・ 用法
・ 用量
・ 薬の総数
・ 分包数
・ 薬袋(患者名・用法・用量)
・ 薬剤情報提供書&お薬手帳のシールラベル
(患者名・薬剤名・規格・用法・用量)
<業務編>
■午前中の分は昼休みにもう一度、処方せんの内容を確認し、午後の分は業務
終了後、ざっと内容を確認する。もしその際、自分で納得のいかない事などが
あった場合は、医院に疑義照会をしたり、患者さんに電話で確認する。
この段階でもしミスが発見された場合でも、こちらから電話しているので、
経験上あまり問題になることは少ない。
さらに薬歴を書くときにもう一度確認する。
■普段から患者さんとのコミュニケーションを良好にしておく。
一声かける。あいさつをする。
調剤過誤、ミスは避けなければいけないことですが、場合によっては調剤
過誤そのものよりも、その後の対応で問題が大きくなることがあります。
感情的にもつれてしまう場合です。
小規模薬局の場合は、時と場合にもよりますが、
理屈より感情面を大切にしたほうが良いと思います。
地域密着で、より患者さんの生活背景が見えるからです。
■自分自身の体調管理と心の余裕を持つように心掛ける。
忙しいときほど意識してあわてない。
■もし万が一のために、薬剤師会などの調剤過誤委員会の連絡先を
控えておく。薬局内のルールなど。
簡単なことばかりですが、なにか参考にでもなれば・・。
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