調剤薬局における投薬カウンター&レイアウト考

調剤薬局における投薬カウンター&レイアウト考   

調剤薬局における投薬カウンター&レイアウト考


【投薬カウンター&レイアウトについて】

■投薬カウンター

調剤薬局には、患者さんに薬の説明をしたり、処方された薬を
お互いに確認するために投薬窓口、投薬カウンターがあります。

その投薬カウンターの位置についてですが、
大まかに2つのタイプがあります。


●調剤室と一体になっているタイプ

待合室と調剤室の間にあるような感じです。
動きが少なくて 調剤から投薬、服薬指導ができるので
比較的に店舗スペースに余裕が無い場合や少人数で業務を
行うような薬局に向いているのではないかと思います。

ただ、作りによっては患者さんとの距離が近くかなり圧迫感を
受けながら業務を行うことになるかもしれません。


●調剤室と投薬カウンターが分かれているタイプ

服薬指導する際は、調剤室から出て、別の投薬カウンターで
業務を行います。
こちらのほうがよく目にするかもしれません。
一般的なタイプと言えますね。

個人的には、中規模や勤務する人の多い薬局向けというかんじがしています。
調剤室で調剤業務を行う人、投薬カウンターで、服薬指導を行う人
というようにある程度、一日の中で、業務を分けているのではないでしょうか。

落ち着いて服薬指導などできそうです。

ただ、患者さんとの距離が遠くなるのでコミュニケーション的に
配慮する必要があるかもしれません。

以上2タイプと簡単ではありますが、個人的感想を書きましたが、
保健所や社会保険事務所では、後者の調剤室と投薬カウンターが
分かれているタイプが望ましいそうです。
(担当する方によっても多少の違いがあると思います)

医薬品の管理や防犯上の問題など、言われればなるほどと納得する理由です。

ただ、どうしても分けなければいけない、といったものでは
ないらしく、調剤室と待合室を仕切る鍵のある窓などの設置で
対応可だそうです。

小規模、少人数といった目で見てしまう私などはどうしても
一体になっているほうが便利なように感じてしまうのですが、
やはり見る人の観点、どのような方向から見ているかによって
構造設備の形も変わるようです。

こういう点でも、薬局の店舗の理念や提供するサービスなど
しっかりした考えが大切になります。

で、

たまには調剤室のレイアウトを考えてみてはどうでしょうか?

といっても・・・

本当に変えるのではなくて、シュミレーションみたいなかんじで、
もし変えるとしたら私だったらこうするなあなんてかんじで。

調剤台のレイアウトなど考えてみるとけっこう楽しいですよ。

たとえば、一口に調剤台といっても色々ありますので・・・

■錠剤台:錠剤をいれる小間がある台。下段は引き出しや戸棚など選択できます。
     
■外用台:軟膏などのチューブを入れます。
      でもこのケースは色々と使い勝手がよいので工夫しだいで
      なんの用途にも使えそうです。
     
■散剤台:散剤のボトルや広口瓶、箱、缶などをおく棚と調剤作業スペースです。
       秤などのスペースを考慮したいです。
     
■水剤台:シロップ剤などの瓶を置棚とメートルグラスやシロップ瓶を
       洗浄する独特の形をした蛇口がついています。
     
卸さんにカタログを頼んで、もしくはメーカーさんに電話してカタログを
送ってもらってもいいですけど、自分の薬局を作るかんじでやるといいですね。

いつも何気なく使っている道具や施設もいろいろなタイプや大きさがあるんだなあ、
って思いますよ。

お値段もわかってびっくりするかもしれません。

カタログでは実際の寸法がピンときませんので、調剤室で実際に寸法をはかってみましょう。

意外にこういうことって役に立つんです。

薬局の施設、レイアウトは個人が簡単に変えられるわけではありませんが、
ちょっとしたことで業務が楽になったり、患者さんへの受けがよくなる可能性
がありますのでマンネリになってきたなあ、と思ったらやってみるのもひとつ
の方法だと思います。

薬局店舗作りにはその店舗・経営者の理念などが反映されますからね。


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