【調剤薬局在庫についてちょっと考える】 |
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【調剤薬局在庫についてちょっと考える】
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【調剤薬局在庫についてちょっと考える】
毎日の調剤薬局の業務に在庫の管理があります。
あんまり好きじゃないなあ。
なにせ在庫が多いと経営を圧迫するし、
(在庫ってお金といっしょですからね。)
(経営者にもいろいろ小言を言われますよ!)
といって絞ると、今度は長期投与の方や急に来た方などに不足を
出してしまうしでこれまた困りますね。
(患者さんに迷惑、クレームをいただいてしまいます!)
機会損失ってやつです。
在庫過剰と機会損失は表裏の関係ですからね。
「必要なときに、必要なものを、必要なだけ」
って書くとこれだけですが、やるのはとてつもなく困難なんです。
簡単にできれば誰も苦労はしませんね。
レセコンなどで月次の使用量や重点管理品目などは比較的簡単に
出せるのですが、毎日の忙しい調剤業務の中ではつい忘れてしまいがちです。
小さい薬局なんかでは特にそうです。(?)
(自分のところだけかな?)
でも・・・
その研究ややり方を考えているのか?っていうとそれは??ですね。
在庫の話しをすると、棚卸や在庫回転率など比較的どこの業種でも
管理に使用している言葉を知らなかったりするのに驚きます。
貸借対照表や損益計算書などを元に、在庫のあり方を検討し、
管理の数字を導き出し、それを元に原因や対応を探っていきます。
これがないと目安ができずなにをもってして在庫があるのか、
ないのか、適正であるのかなどが分からなくなります。
管理、管理ってうるさいなあって言わないでくださいね。
【在庫を考える】ということ・・・
それは効率性を検討しているということに他なりません。
効率的な経営とはどのようなことを意味しているかっていうと、
一般的には棚卸資産という形で拘束される資金を減らし、
そのぶんを他に振り向けることにより資金活用上の無駄を排除する
こと。
というかんじです。(ちょっと何?)
薬局的には上記の棚卸資産を医薬品在庫に置き換えると
分かりやすいですね。
たくさん在庫があると、必要な、もっとお金をかけたほうが
いいことや物にお金がかけれず、もったいなくて損しますよってことです。
それじゃどういうところが重要かというと・・
まずは、
■【棚卸し】
棚卸しというとあまり楽しくない仕事ですが、大きく分けて2種類あります。
<帳簿棚卸>と<実地棚卸>です。
読んで字のごとく<帳簿棚卸>は帳簿上から在庫は把握しようというもの、
<実地棚卸>は私達が行っている実際に数をかぞえて在庫を把握しよう、
というものです。
なかなか大変な作業ですが、棚卸をなぜやるかというと・・
1年間の会社の成績表でもある、財務諸表すなわち貸借対照表、損益計算書を
作成するためです。
これらの数字がいいかげんだと計画そのものがいいかげんになってしまうので、
棚卸は手順を決めてきちんとやらなければなりません。
その他、紛失やロスなどをみることもあります。
これらの意味をしっかり理解して作業にあたるといままでと違った
棚卸ができるかもしれません。(大変は大変ですけど)
続いて・・・。
■【在庫回転率】
会計の本などでは棚卸資産回転率というように書いてあります。
棚卸資産回転率=売上原価÷棚卸資産であらわされます。
在庫では出庫金額÷在庫金額になります。
在庫をどの程度まで効率的に減少させているかをみています。
この数字が大きいければ、在庫している期間が短くて、
お金を効率よく使っていることになります。
通常は1年の期間でみます。
■【在庫回転期間】
在庫が一回転するのに要する期間です。
在庫回転率とは表裏の関係で数字は小さいほど良くなります。
在庫金額÷出庫金額であらわされます。
もし機会があったらこれらの数字をだしてみるのも良いかと思います。
棚卸しが終わると上記のような数字も出しやすいのでぜひともどうぞ!
もちろん店長や経営者だったらこれらの数字をもとに日々の仕事の
発注や返品の判断をしていると思います。
どうでしょうか?
以上のことを踏まえて・・・
【薬局の薬の発注小考】
発注業務についてですが、
小規模の薬局はあまり機械などに頼らず手作業でひとつひとつ
確認するのが良いような気がしています。
(もちろん、発注システムは使いますが)
小規模の薬局では来局される患者さんのペースや使用薬品が読め
ますし、たまに長期の投薬やあまり備蓄していない薬剤などが
でたときでも、説明する機会がとれるからです。
たとえば、
2回目以降は患者さんに薬に余裕を持って受診するように勧めたり、
FAXで先に送ってくれるように頼んだり、地元に密着したメリット
を生かすことができますよね。
薬剤師メンバーもほぼ固定されていて、従業員間のコミュニケーションも
取りやすく、約束ごとも比較的守りやすいと思います。
門前でやっていると、一年間の流れもある程度読めますよね。
レギュラーの薬剤とイレギュラー(季節性が高い)薬剤は分けて
大まかに管理して、それに日々接している患者さんや医院さんから
の情報をちょっと加味して発注に生かせばOKです。
大きい薬局は大きいなりの、小さい薬局には小さいなりにあった
やり方があるっていうことだと思います。
何が本当に必要なのだろうか、本当の目的は何か?など常に意識している
ことが大切です。けっこうこのへんがだんだんやってくるとあやふやに
なってくるもんですから。
その薬局にあった、業務に支障がなく、支出のバランスがいい発注
を心がけたいものです。
ここでもバランス感覚が必要になります。
ただ、これからはジェネリック医薬品の関係もあるから
いろいろと変化してくるかもしれません。
もうちょっと経過を見たいですね。
どうなるんでしょうか?
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